3月18日、米国の前大統領トランプがSNSのTruth Socialで「共和党を率いた前大統領が火曜日に逮捕されるだろう」と書き込んだことが分かった。ニューヨーク州検察からの漏洩情報が何らかの形でトランプに伝わったという。 投稿はすべて大文字の長文で怒りに満ちていた。「私達の国は第三次世界大戦に向かい、アメリカンドリームは死んだ。極左のアナーキストが選挙を盗んだ」などと主張した。 その上で「Protest, take our nation back!(すべて大文字)」と結んだ。 もし事実なら、自らの逮捕情報を3日前に知るという奇妙かつショッキングな出来事が起きたことになる。自分自身を「前大統領」と表記したのは、それを明言したくなかったからかもしれない。 トランプが言う「抗議」が何を意味するかは不明。 米国滞在中のオーサーによれば、この件は先週頃から「そろそろ逮捕ではないか」と言われていた。ストーミー・ダニエルズという某業界女優への口止め料支払い問題で選挙資金法に抵触した可能性がある。逮捕でも拘束を伴うか、自宅軟禁や州外への移動禁止のみという形になるかは司法次第だという。 コメント欄は「米国の元大統領が起訴されるのは初めて。治安当局が準備を始めた」「敵を作るやり方は、結局自分に返ってくる」と冷ややかだった。一方「不倫の口止め料支払いをもみ消すのがどういう犯罪なのか分からない。もっと分かりやすい記事を」と苛立つ人もいた。(黒井) トランプ氏「21日に逮捕」 SNSで支持者に「抗議しろ」(共同通信) 3/18(土) 21:49配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/abaeb4c2cdc9e3daaca20505d5de915423830b66https://news-us.org/wp-content/uploads/2023/03/00044649232-1-400x303.jpg